バイクツーリングでの撮影
バイクツーリングの際、写真撮影で不便を感じたことはありませんか?
バイクに乗る際は基本グローブを着用しますから、スマートフォンのカメラをスムーズに起動することは非常に難しいです。
スマートフォンをナビとして使用できるのは便利ですが、とっさに撮りたいときに対応できないというジレンマもあります。
そんなあなたにおすすめしたいのがデジタルカメラ。
その中でも、頑丈かつグローブをしたままでも扱いやすいモデル「タフコンデジ」をおすすめいたします。
※タフコンデジ=タフなコンパクトデジタルカメラ
タフコンデジのメリット
タフコンデジのメリット、それは頑丈なためラフに扱えることです。
レンズ交換式のカメラであればバッグに入れて持ち運ぶことが前提となりますが、タフコンデジはホコリや傷を気にすることなくジャケットやパンツのポケットに入れることができます。
撮りたいときにすぐさま取り出せるのは、シャッターチャンスの限られるバイクツーリングにおいて大きな力を発揮しますね。
中でもスキューバダイビングでの使用を想定しているモデルは電源スイッチやシャッターボタンが大きめに設定されているので、バイクグローブを付けたままでも操作をしやすいのが特徴です。


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少ないアクションで撮影できるのもカメラならではですね。
突然の雨にも心配無用。
水中で使用できるモデルであれば当然完璧な防水性能を備えていますから、そもそも雨なんてものともしません。防水性や耐衝撃性に優れ、ダメージを気にせずガンガン使えるのが、タフコンデジをライダーおすすめしたい理由の一つなのです。
実際の写り
どんなにタフでも便利でも、肝心の写りがしょぼくては意味がありません。
今回は私が2016年当時に購入し、現在も現役の富士フィルムXP90で撮影した画像を例に見てみましょう。
場所は麻布十番、街角スナップです。

XP90はセンサーサイズも小さく安価なモデルであり、正直JPEG撮って出しの画像だとスマートフォンの写りにも劣ります。
そこでおすすめするのが画像加工です。
はい画像加工ドン!

メリハリのきいた面白い写真になりましたね。
なんとなくアートっぽく見えるところがミソです。
レッツ加工!
例えば下の画像、同じく富士フイルムXP90で撮影をしたものです。

さて、暗部を持ち上げシャープネスを上げてみましょう。

でも最初から露出をプラス補正して撮影すると、花自体は明るく撮れますが空は真っ白に飛んでしまいます。

白く飛んでしまった部分はデータがないので、どう頑張っても持ち上げることができません。
輝度差の激しい場面で写真を撮影する際は、アンダー目に撮ることがポイントなのです。
カメラによって明るい部分と暗い部分の許容範囲は異なるので、自身の持つカメラの性能を踏まえて撮影することが大切ということですね。
最近のカメラはWi-FiやBluetoothでスマートフォンに画像を転送できるモデルが多いので、旅先でスマートフォンの画像加工アプリを使ってSNSにアップロードすることも容易です。今回はiPhoneXRにデフォルトで入っていた画像編集ソフトで加工しました。
パラメータは下記の通り。
・ブリリアンス:+65
・ハイライト:-38
・シャドウ:+100
・明るさ:+28
・シャープネス:+46
画像加工が初めての方は、ひとまずシャドウやハイライトを大げさにいじってみるのをおすすめします。
バイクツーリングに写真は付きもの。
ライブ感が薄れない内に、画像はその場でアップしたいものです。
タフな旅にはタフなコンデジを。
あなたの旅の思い出が、もっと鮮やかな形で残りますように。。。(*´∀`*)
おまけ:おすすめタフコンデジ3選
最後に、私のおすすめのタフコンデジを3つ紹介します。
富士フイルム XP120
他のタフコンデジに比べて圧倒的に安価なので、
水深20mまで耐える防水性能と1.75mから落下してもOKな耐衝撃性能は、バイクツーリングには必要十分な性能です。
→富士フイルム公式サイトはこちら
オリンパス TG-6
タフを極めるなら迷わずコレ。暗めのレンズの多いタフコンデジの中で抜群の明るさを誇るワイド端F2.0!
XP120を上回る耐衝撃性能に-10℃でも撮影可能なタフ性能、アクセサリーなど拡張性に優れているのもウリのひとつです。
→OLYMPUS公式サイト
ソニー RX-0Ⅱ
上記2つに比べると価格は上だけど、格段に大きい1インチセンサーを搭載しています。ポイントはスマートフォンのカメラを上回る写りの良さと、フィルムの箱並みの小柄ボディ。
画質と携帯性をハイレベルに両立できるという点で、グラム単位で荷物を切り詰めるライダーにはうってつけのカメラです。
→SONY公式サイト
タフコンデジの購入を検討される際は、ぜひご参考ください。